キャンプ用品ジャパニーズナタアックス購入
僕にはめちゃくちゃ憧れている人がいて、東南アジアかどこかのジャングルでサバイバル生活をしているYouTuberがいる。
https://youtube.com/channel/UC0DZNjhy6oD4R4pLEUSuCLw
彼は、ほとんどの物事を鉈一本でこなしている。(稀に鍋を使用するけど)
鉈一本でサバイバル生活をこなす…めちゃくちゃカッコイイな〜と思っていた所で、ベアボーンズというメーカーから「ジャパニーズナタアックス」という物が販売されていることを知った。
ベアボーンズは米国のメーカーで、日本の鉈をモチーフに作られた刃物だそうだ。
なんだこれは…細身で長い、スラッとした物は。先端にも四角く刃が付いているのも芸術ポイントが高い。
(ベアボーンズのオフィシャルサイトより引用:http://barebonesliving.jp/product/woodsman_collection/detail/20233008/ )
ジャングルでほぼ鉈一本のサバイバル生活をする兄ちゃん…そして俺の心を揺さぶるジャパニーズナタアックス…買うしかねえ!
という訳で買った。ジャパニーズナタアックスを。(ナタアックスって言う名前、"猫ワンワン"みたいで違和感ある)
野暮ったさは無く、洗練されたデザイン。
こういうのが欲しかったんだよ。
刀身はややカーブして手元から先にかけて少し幅が広がっている。
切先はナイフのようなとがり方ではなく、四角い。
指をかけられるようにカーブがかかっている。銃でいうフィンガーチャンネルですね。
グリップは細身なので手の大きい人には握りにくそう。小さい人には微妙な大きさのフィンガーチャンネルで握りにくそう。振ってスッポ抜けることは無さそうだが。正直、微妙な握り心地である。(個人的感想)
グリップの端まで一本の鉄なので強度よし。
刃の厚さは4mm。
長くてかっこいい。
鞘はフックでベルトに引っかけられるようになっている。わざわざベルトループに通すやつよりも身に付けやすく外しやすい。
腰掛けたときに鞘の先端が地面に当たって抜け落ちないように注意したい。
直径2.5cmの青竹は叩き切れる。刃の厚さはほどほどなので縦に割きやすいように感じる。
アジサイの枝は切り込みを入れて手でねじ切るのがやりやすいと感じた。
ジャングルでサバイバル生活をしている兄ちゃんは竹を細く割いて紐状にしていた。やってみると難しい。
極端に刃が厚くないのでやろうと思えば細かい作業もできそうだ。
さて、これがデザインも兼ね備えた超便利ツールかというとそうではない。鉈というと薪を叩き割ることができそうだが…この製品は厳しいそうだ。
メーカーサイトでも太くて硬い丸太や薪を割る用途には適していないと言っている。様々な用途で幅広く使用できるように薪割り用の鉈よりも薄く軽く作られているそうだ。
刃の厚さは4mmと一見、薪を割ることができそうだが非推奨のようで、無理をした結果真っ二つに折れてしまった画像を見たことがある。
まあ、僕が買った理由は鉈一本でサバイバル生活をする兄ちゃんに触発されたのもあるので、様々な用途で幅広く使用できるというコンセプトは問題無い。
しかし、TwitterやGoogleで検索すると薪割りに存在価値を求めている人がほとんどで、結局小さい薪しか割れず持て余しているような印象である。
デザインは優秀で飛ぶように売れているが実用性無視のロマンアイテムと化している。(しかし、ロマンはとても大切なことである)
斧や本格的な鉈と比べると性能不足。ナイフと比べるとデカすぎる。"帯に短し襷に長し"となりやすいだろう。
ロマンアイテムとしては万人向けかもしれないが本格的に使うとなると、ある程度のスキルが必要かもしれない。
デザインは優秀。製品コンセプトは様々な用途で幅広く…ジャングルサバイバル生活兄貴のように使いこなしたい。