DENIX製MP40
MP40…第二次世界大戦のドイツ軍で使用された短機関銃(ハンドガンの弾を連射できる銃)
ドイツ語ではMaschinenpistole 40(40年式短機関銃)
そういえばMP40のトイガンはメジャーじゃないなあと。ドイツ軍のトレードマーク的な銃だけど、ドイツ軍の軍装でサバゲーする人と50歳以上?のモデルガン趣味の人には人気なのだろうが一般的にはマイナーかも(ドイツ軍サバゲーマーもKar98kやStg44が人気な印象)
僕の知ってる範囲だと、長澤まさみの「セーラー服と機関銃」で出てるくらい?(なお見ていない)
今回のはDENIXのモデルガン(装飾銃)、スペイン製。
箱はこれ。シンプル。
取り出した状態
梱包材なし。このまま入っている。「段ボール箱で守れるっしょ?」である。実際、DENIX製装飾銃を他に2挺持ってるけど破損はない。
一応チャージングハンドルにキャップはつけられている。
小箱の中はマガジン。箱は一部潰れているけど中身は平気でしょ?である。
ストック後端に[DENIX][MADE IN SPAIN]の刻印
チャージングハンドル(マガジン内の弾を本体に送り込むレバー)を引っ掛ける安全装置の溝に[S]の刻印
刻印はこれだけ。実銃は各部品にシリアルナンバーやマークが打たれているけど値段を考えれば妥当。なくても特に違和感はない。
ストックは折りたたみ式。上下に遊びがあるのと肩に当てる部分はロックなしだが実銃もそうみたい。
この銃が開発された当時は鋼板のプレスやプラスチックを利用して製造できる画期的な銃。
実銃は約3.7kg。これは約3.5kgで重量感はなかなか良い。各種モデルガン・エアガン等と比べて一番リアルに近い重量だと思う。
グリップとロアレシーバー(グリップと同じ色合いのやつ)はプラスチック製。実銃もベークライトという金属みたいに硬いプラスチックである。
リアサイトは100m用と200m用の切り替えができるが、これはモールド。
FPS視点
どんな銃(実銃、トイガン)でもこの状態の画像って滅多にない。カメラの焦点の都合上撮りにくいのはある。
スリングを通す輪っか
実銃は左右に切り替えできるがこれは改造防止なのか、いじれない(当時の写真を見ると逆側がメジャーっぽい)。
丸いネジはアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解する為。これはモールド。
マガジンはただの空洞だが金属製なので重量や質感は充分。
チャージングハンドルは本来押したら引っ張ったりする安全装置であるがこれもモールド。
射撃可能状態
実銃は引き金を引けばボルトが前進してマガジン内の弾を拾い、本体内で火薬が爆発して弾が出る。火薬の爆発による圧力でボルトが後退し、バネでまた前進し…連射できる。当然これはモデルガン装飾銃なのでボルトがガチャンと前進するだけで弾は出ない。
溝に引っ掛ければボルトが不意に前進しない。実銃同様に拳で叩いて即座に射撃可能状態にできる。
スリング付きのを購入したが実物とは少し作りが違く雰囲気を楽しむ程度の為、こだわる人はスリングなしのを買って別途MP40用のを購入するといいかも。
弾は出ないし品質は値段相応ではあるけど金属製なので質感と重量はいいと思う。DENIXは装飾品として売っているので日本のモデルガンのようなのは期待してはいけないが飾っておくのには良いし、かたわらに置いておくと存在感があって良い。
MP40のトイガンはCO2でBB弾を撃てるのがあるけど高価、電動ガンはサバゲーしなきゃ持て余しそう、モデルガンはなかなか再販が…なので、MP40が好きならDENIX製は購入してもいいと思うよ〜。